春指南V。BUDに再萌えして、慌てて本屋に走って立ち読みして、衝撃を受けたのがこの話でした。
でも、とにかく前の話がよくわからないのでそんなに深読みをすることもできず、コミックスが出るのを
今か今かと待ちこがれていました。
ようやく完全な形でここまでの流れをくんで読むことができて、感慨無量w。もう、頬が緩むのが止められません。
私の腐った目で見ると、どう控えめに見ても超ハッピーエンドです。
(全く関係ないんですが、私がこれまでハマって完結したものの中で、ここまでのハッピーエンドはなかったと断言できます)
3年間、蕾はまったく態度を変えず、これまで通りの二人だったわけですよね。
でも、やっぱりいろいろ考えることがあったわけで…。
曄ちゃんに言った「そんなに愛おしいなら待ってみたらどうなんだ」「できるんじゃないか?」
「本当に絶対差し替えのきかない唯一の相手だと思うのなら」「百年でも千年でも」って。
蕾はようやくそういう結論に達したということなんじゃないでしょうか。
自分はそれが出来るぞ、自分にとって東雲はそういう相手だぞって、東雲に伝えたんですよね?
だからこそ、二人で飲み交わす場面で「百年経とうと、千年経とうと…な」の台詞が出たのではないかと。
いや、もう、蕾が3年でそこまで考えてくれるようになったなんて、しかも言葉にしてくれるなんて…。
その後の「近づきも、遠ざかりもしない」も色々考えさせられる台詞ではありますね〜。
私の解釈では「おまえが帰ってくる百年後までは、今の距離を変えずにいてやる」=
「おまえがいない間にオレがおまえに恋をするようになることはないが、他の誰かに恋をすることもない」
=「おまえを待っててやる」だと思ったんですが。
で帰ってきた後どうなるかは東雲しだい、という蕾の挑戦状?的な感じじゃないかと。これも穿ちすぎでしょうか^^;
で、東雲も蕾がそこまで言うなら、出発前にちょっと関係を変えてみるべく、チャレンジ的に「殴りたい」。
蕾を殴れたら自分の中で何かが変わるかも、と思ったんでしょうが東皇使さまはやっぱりそんなことはできません。
でもまあ、色々ふっきれた感じの東雲が、いつものスカした感じのイヤミな台詞「次に会うときは〜」とか言っちゃうわけだけど、そこで蕾の最後の殺し文句。
「忘れるな、おまえにもあるんだぞ」。
この蕾の対応を見るにつけて、一巻「花喰い花」で似たような事を言われて、のたうち回って激怒していた蕾を思い出すと、さらに感慨もひとしおです。
ああ、二人の関係はここまできたんだなあ〜、と。
勿論、BUDBOYの主役は蕾で、それを取り巻く人々との物語なわけですが、
東雲ファンの私から見ると、幼なじみの二人が下界で再会してからゆっくりと絆を深めていく物語だったのではないかと。
なのでその意味では紛れもない超ハッピーエンド。
だからこそ、こんなにもこの物語に惹かれ、これからも惹かれ続けるのではないかと、望外の幸せを感じてる次第であります。
(2009.11.16)
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